シングルインカム・ダブルインカム
一家の収入は、世帯主だけの収入に頼る家庭、シングルインカムと、夫婦二人の収入がある家庭、ダブルインカムの二種類あります。
シングルインカムなのか、ダブルインカムなのかで必要保障額は大きく変わり、保険も大きく変わります。
妻の収入が多ければ、万一時の家族の経済的リスクはそれだけ少なくなりますし、逆に専業主婦なら、経済的リスクは大きくなります。
ダブルインカムの注意点
民間の生命保険はほとんど必要ありません!!
下の図のように、ダブルインカムはシングルインカムと比べ、必要保障額がほとんどありません。つまり、ほとんど保険がいらないということです。
シングルインカム

ダブルインカム

基本的にダブルインカム世帯は配偶者が正社員で収入が安定しており、また、かなりの遺族年金が国からおりるため、万一の生活資金にはそれほど困ることはないと考えられます。
ですが、逆に、ダブルインカム世帯は収入が多いので、生活水準が高いため、万一の際に、その生活水準を下げることができるか、ということがあります。そうした状況を踏まえ、保障額を設定するとよいでしょう。
団体信用生命保険の名義に注意!!
住宅を建てる場合、住宅ローンを組むとき、たいてい団体信用生命保険に加入される訳ですが、その名義が夫名義の場合、夫人が亡くなると住宅ローンは完済されますが、妻が亡くなった場合、住宅ローンはそのまま残ります。
妻の収入でローン返済していた場合は、その分が夫に圧し掛かって、将来的に子供の教育資金、貯蓄等に影響がでる可能性もあります。住宅ローンの負担部分を保険でまかなう必要性も考えておく必要があります。
公的遺族年金は妻が亡くなった場合、夫にはおりない!!
ダブルインカムの大きな落とし穴は、国からの社会保障制度の遺族年金が、妻が亡くなった場合、夫の受け取れる遺族年金はほとんどありません。
国の遺族年金制度は、昔の社会情勢の中で作られたもので、その当時、ほとんどの女性は結婚すると専業主婦になっていたことから、このような制度になっています。
今となっては、共働きがほとんどなのに、妻がなくなった際には、男性にとっては非常に不利な制度です。まだ制度の見直しも検討されていません。
ですから、妻の方に夫の生活保障の部分、例えば、住宅ローン返済費用や子供の教育費ぐらいの保障が必要と考えます。
子供が18歳以上になると遺族年金が支給されなくなる
国民年金部分は子供が18歳以上になると遺族年金が支給されなくなります。子供が18歳以降になった時の保障も考える必要があります。
下の図は基本的には掛け捨ての定期保険系の商品で保障を埋め、月々の支払を少なくし、保険料支払にまだ余裕があれば、終身保険で将来に備え貯蓄し、長生きのリスクに備えるというプランです。

